上半期総決算!G1宝塚記念
こんにちは、味ぽんです。
二週間ほどのG1中休みを挟み休養してまいりました。宝塚記念、全力で取りに行きます。
小頭数ながら個性溢れるメンバーとなり面白い一戦となりました。
現役最強牝馬と謳われるクロノジェネシス、今や自他共に認める一流馬レイパパレの一騎打ちの様相もありますがシルバーコレクターカレンブーケドール、コントレイルを追い詰めたアリストテレスと実力ある名脇役も参戦、グランプリのタイトルを狙っています。
今回意識したポイントは
1、馬場(雨が降るのか、降らないのか)(土曜の馬場を見てのトラックバイアス)
2、対照的な2頭の逃げ馬、どっちが逃げるか
3、ペースはおそらく緩まない
この3点を重視しました。
面白いのは2頭の逃げ馬ユニコーンライオンとレイパパレのキャラの違いです。
前者はスローに落として最後に一足使いたい、後者は早いペースで逃げて後ろになし崩し的に脚を使わせたい。
ユニコーンライオンが控えるようなコメント残していますがまあ出すでしょう、ただレイパパレとしてはユニコーンに前に逃げられてペースを落とされるとクロノジェネシスに楽になり勝つにはハードルが高すぎる。多少追っつけてでもハナは取りたいはず。
問題になるのはレイパパレはスタートが別に上手いわけではない事です。1番枠にユニコーン、2番にレイパパレとなると逃げるには無理くり外から交わす必要があって気性に不安があるこの馬がどうなるか。
もしユニコーンの番手となっても前述した通りペースを落としたくないので終始突っついて圧力かけるはず。どの道ペースは落ちません。
天気予報が二転三転していましたが結局雨は降らなそう、降っても明け方軽くくらいなので良馬場でしょう。
ただ土曜のレースを見ても高速馬場という訳では無く開催前に行われたエアレーションもあってかそこそこ柔らかい馬場と見ています。
上がりもそこそこかかっており意識すべきはキレ味よりトップスピードの持続力。
土曜のトラックバイアスとしては内は使えますが伸びるのは内から4頭目あたりの真ん中あたり。ペースが流れれば差しも効く馬場だと思います。
さて以上から結論です。
本命から
◎クロノジェネシス(7)
面白みがないのは重々承知の上で本命クロノジェネシスとさせて頂きます。
正直弱点が今回少なすぎます。
馬場不問、上がりのかかる馬場は大得意、スタミナ豊富で捲り上げる競馬もできる。
飛ぶ未来は正直見えないのが本音です。
今回想定しているパターンとしては
逃げるレイパパレを早めにカレンが捕まえに行く→クロノジェネシスが後ろから掻っ攫う
想定よりペースを上げられず4角で一団→差し足じゃクロノに軍配
なかなかクロノに向かない展開が想定出来ません。
負けるパターンがあるとしたらレイパパレがノーマークで直線じゃ届かない所にいられる場合ですが前走と違って今回レイパパレは確実に見られる立場なので簡単じゃないでしょう。
仮に後を考えず大逃げを打ったとしたらレイパパレはまず間違いなくかかるので保つとは思えません。
一週前追い切りを見るに元気すぎるかな、と思ったくらいだったので疲労は大丈夫、テン乗りとは言え天下のルメールジョッキーなので下手な乗り方はしないはず。
総じて問題ないでしょう。
○カレンブーケドール(10)
ベスト条件は上がりのかかる中距離でのロンスパ戦だと思っているのでここはベスト舞台。
内回りコースで必然的にペースアップ地点は早くなるはずでラスト4ー5F戦になるはず。
前走の春天は流石に距離が、と思って軽視しましたがごめんなさいな結果でした。相手なりに走る能力は距離不問でした。
ただ今回は相手なりではなく勝ちに行くために積極的なレースをするはず。先程述べたようにおそらくレイパパレを見れる位置で4番手あたりで先行、4角前から押していき早めスパートで最後の急坂の前で並びに行くと考えています。
この馬の強みはペースを維持する能力で勝つなら急坂前である程度クロノにリードを保ちたいはず。
もし理想のリードを維持してそこまで行ければ悲願のG1制覇はあると思っています。
クロノジェネシスに勝つならこの馬だと考えます。
想定と異なりガッツリ馬場が重くなると流石に頭はキツいかな。。
▲アリストテレス(9) キセキ(13)
今回単穴評価は2頭となりました。
イメージとしては良馬場→アリストテレス 重馬場→キセキ に適性は偏るかなと思いますが割とどちらも馬場不問な面があるので並べました。
アリストテレス、キセキ両馬ともトップスピードではなくスピードの維持、スタミナ面に能力が寄った馬。
アリストテレスは武ジョッキーのテン乗り。おそらく出た位置で控えて差しに回るはず。下手に出すと引っかかる馬なのでその方が良いと思います。
周囲がクロノの位置に気を取られる中ベテランが虎視眈々と後ろから差してくるはず。
キセキは能力値自体はかなり高いので問題になるのは気性面だけです。
近走見てると気性面の問題が解消しつつある気がします。スタート上手く出れたら先行する正攻法の競馬になるはず。
持続力を活かせるレースになれば今でも一線級。大外枠も下手に揉まれずプラスのはず。条件はかなり向くはず。
福永ジョッキーの個人的なイメージは牝馬が上手いだけに気性に難ある牝馬の扱いが上手いと思ってます。今回スムーズな競馬をしてくれそう。
△2、(8、11)
レイパパレは今回3着までで買いたいです。
前走の着順、着差、相手を見ると確かに強い。ただ2着にモズベッロが突っ込んでるだけに能力より適性に比重が偏ったレースだと見てます。
今回ノーマークになるわけもなく逃げたい馬が他にもいるとなるとスムーズな競馬は難しい。
気性面にかなり課題がある馬で、前走逃げて今回ハナが取りきれないとなるとまず間違いなくかかる。前走は重馬場でスピードに乗り切れなかったが故に折り合えていた部分があると思うので良馬場想定となるとなかなか買えません。
また前走のラスト1Fでガッツリラップが落ちたのを見てもかなりギリギリのところで走っていたのかなと。
今回の追い切りで折り合いに専念してきていたら一考でしたが猛時計。体の状態は間違いなく良いですがそれが気性難を助長してしまうそうです。
正直一週間前から穿った目で見ていたので悪い部分しか見えてない感は否めませんw
カデナ(8)とモズベッロ(11)は完全に馬場によるはず。
良馬場でカデナ、渋ればモズベッロ。
どちらも脚質も同じく差し追い込み。シンプルな直線一気。ここは馬場によって選択しようと思います。
長々話してしまいましたが買い目です。
◎○ー◎○▲ー◎○▲△ 3連単24点
▲ー◎○ー◎○ 3連単4点
基本全部ガミりませんが薄い目に調整して30点に収めたいです。
上半期ラストG1、全力で楽しみましょう!